この度、理化学研究所の土肥明氏、プロキシマテクノロジー株式会社の古賀一成氏、そして本校一般科目の上田和茂助教からなる研究チームの新たな発見が、米国の科学雑誌「Physical Review D」(3月3日付、日本時間3月4日)に掲載されました。 【論文情報】 タイトル: Big-Bang Nucleosynthesis on a bubble universe nucleated in Kerr-AdS5 Black Hole 著者: Akira Dohi, Issei Koga, Kazushige Ueda 掲載誌: Phys. Rev. D 111 (2025), 063501 【研究概要】 本研究は、JSPS科研費JP23K19056、JP24K17050の支援を受け、上田助教が主要メンバーとして取り組んだものです。高次元時空中の泡(偽真空泡)として宇宙が創発されるとするシナリオにおける元素合成シミュレーション結果と最新宇宙観測の結果が高い精度で一致することを見出しました。この結果は、軽元素核合成の観測結果と5次元時空における4次元泡宇宙創生成シナリオとの関連性を見出す手がかりとなる可能性があります。 この発見により、宇宙の起源に関する新たな理解が進むことが期待されます。 令和7年3月26日 |