5月16日の午後から徳山高専情報電子工学科の授業を体験してもらいました。実験テーマはライントレースカーです。最初に,モンティホールの問題を一緒に考えました。3つの扉から一つ、車の隠された扉を当てるゲームです。挑戦者が一つの扉を選ぶと、モンティホールが一つはずれの扉を開きます。直観では、最初に選んだ扉と残されたもう一つの扉と当たる確率は同じそうですが、ベイズの定理によると、もう一つの扉の方が当たる確率は2倍になります!この話にはほとんどの学生が驚いていました。ライントレースカーは、ベイズの定理を応用したパーティクルフィルタと呼ばれるアルゴリズムでプログラムします。説明を聞いた後、5年生の日本人学生のグループに分かれて入り、ライントレースカーの状態遷移を予測するプログラムを一緒に考えました。デモンストレーションでは、イルカの形に沿って走るライントレースカーに見入っていました。