土木建築工学科/環境建設工学専攻
学科・専攻科紹介
土木建築工学科/環境建設工学専攻
情報技術を活用し社会基盤や建築空間を設計・開発する技術
教育方針
橋やダムなどの社会基盤ならびに超高層ビルや住宅などの建築物の設計や維持管理には、様々な技術が活用されています。土木建築工学科の教育目標は、「情報技術を活用し、地域に適した社会基盤や建築空間を設計・施行・管理できる技術者の育成」です。座学で土木技術と建築技術の基礎理論を学び、実験実習で実務で必要な技術を修得する授業編成としています。また、学外で泊まり込みで測量から地形図の作成までを行う集中測量実習(3年生)や、建設会社、設計事務所等でのインターシップ(4年生)も実施しており、学生はより実践的な技術を修得することができます。さらに4年生以上では学年横断型の演習科目を導入しており、学生は性別・年齢・国籍を超えて協働する大切さを学んでいきます。最新の建設技術と情報技術は不可分であり、1年生からコンピューターを用いた演習科目を積極的に導入しています。
卒業と同時に測量士補の資格を得られるほか、在学中の選択科目の修得状況によって、一級または二級建築士の受験資格や火薬類取扱保全責任者の試験科目の免除も得られます。卒業生は建設会社や設計事務所などの民間企業に加えて、国土交通省・県庁(市役所)や独立行政法人などの公的機関でも活躍しています。
教育課程の特色
4年及び5年生には土木系専門科目と建築系専門科目の約半数に選択科目を設けて、学生の能力と志向によって自主的な勉学と創造力の育成に役立つ配慮がなされています。令和4年度入学生から新カリキュラムが適用されて、より時代に即した人材育成を目指しています。
専攻科では
環境建設工学専攻の教育目標は、「情報技術を活用し社会基盤や建築空間を設計・開発する技術者の育成」です。本校の土木建築工学科あるいは土木工学系に共通する自然科学、実験、演習、特別研究さらにインターンシップや英語に重点をおき、さらに専門性を高めるため「都市・交通」、「防災」、「環境」、「建築」に関する選択科目を開設しています。