2021年6月12日(土)・19日(土)に「第25回 多様性と共生を考えるセミナー 花蓮鉄道事故お見舞金募金 台湾と周南のつながりを知ろう」をJR徳山駅南北自由通路・JR徳山駅前図書館インフォメーションスペースにて開催いたしました。
本イベントでは、2021年4月2日に台湾で発生した工事用車両との衝突による鉄道事故で被害にあわれた方々へのお見舞金の募金と、台湾総督として台湾の近代化に大いに貢献した周南の偉人児玉源太郎を紹介するパネル展示・DVD放映・解説を行いました。企画・準備段階から学生有志の会を立ち上げ、当日の運営、メディア対応、事後対応まで学生主体で行い、非常に多くの学びとつながりを得ることができました。
準備段階では、第24回セミナー「あなたに伝えたい社会貢献とお金のはなし」の講師をしてくださった柿沼 瑞穂氏(青年海外協力隊山口県OB会コーディネータ)から募金ついてご指導をいただきました。また周南市美術博物館や児玉源太郎顕彰会の関係者より資料提供・ご助言を何度もいただきました。
コロナウイルスの感染拡大によって日程変更を余儀なくされ、セミナー実施中にも電車が運転を見合わせ駅の人通りが減るなど計画通りとはいかない箇所もありましたが、幼児からお年寄り、出張で周南に来られた方、外国の方など、多くの方々にご支援とご関心を寄せていただくことができました。
参加した学生たちからは次のようなコメントが寄せられました。
「このような実践学習の場で活動した際に得た学びや気づきを、今後も学生間で共有し、次の行動につなげていく取り組みを通して、共生社会を支える技術者を目指したいとの思いを強めることができました。」
「これからお預かりした募金を関係者へ届け、それを報告する仕事が残っています。最後まで、気を引き締めて活動していきます。ご参加・ご協力・ご指導いただいた方々に深く感謝いたします。また次回の企画でお会いしましょう! 」
ご協力、ご参加くださった皆様に御礼申し上げます。