2021年7月18日(日)に「第27回 多様性と共生を考えるセミナー 誰にもやさしいまちづくり」をオンラインで開催いたしました(参加者9名)。講師はNPO法人コネクト・ワンの代表で、地域の福祉課題の解決に向けた取り組みや、介護・福祉専門職や地域住民を対象としたプロジェクトの企画・運営を行っておられる藤田 真樹先生です。
前半では「福祉」「多様性」「共生」といった表現を分かりやすく再定義し、目指す方向について語ってくださいました。さらに「ふくしの寺子屋プロジェクト」「ふくし町つなぎ講演会」「ふくしのトランププロジェクト」等、現在取り組んでおられる幾つかの興味深いプロジェクトを紹介してくださいました。さらに、地域の他の施設の取り組みも紹介されました。
後半では鹿野地区で取り組んでおられるプロジェクトを紹介してくださいました。特に、誰もが気軽に集まれるプラットフォームとしての「はらだ茶屋(仮)」は、学ぶ・働く(→誰かの役に立つ)・交流・移住希望者受付・待合・活動・ただ居るといった様々な必要を満たす拠点を実現するもので、建物と仕組みによる福祉の社会実装の素晴らしい構想として参加者に感銘を与えるものでした。
ご協力、ご参加くださった皆様に御礼申し上げます。