周南総合支援学校ではsociety5.0を想定したGIGAスクール構想に伴う支援教育の先進的変革的プランニングの実施を強化していきたいとのご相談に基づき、将来的に就職支援につなげることを念頭に支援教材製作や学生のキャリアスキルのために3Dプリンタを活用するための支援を目的として、土木建築工学科 江本晃美准教授と環境建設工学専攻 副田協汰君が、教員向けの講座を実施しました。
2日間で、のべ42名が参加されました。アンケートでは、8割以上が良い感想を持ち、3Dプリンタへの理解が高まり、教育への導入に意欲的な意見が見られました。
参加者のうち、6名のトレーニング教材を用いた実製作では、4名が50分程度の実習時間でほぼ完成できたことから、教材と補助者の有用性も確認できました。
実施補助学生にとっては、自らの研究知識を参考に一般の年長者に対する教授支援を行うことにより、対人スキル向上や研究の社会的意義を再確認する貴重な機会ともなりました。
このような機会をくださった周南総合支援学校の皆様に感謝いたします。