徳山高専ATチームは8月6日に行われたレノファ山口ホームゲームのPRブースでeボッチャ体験会を出展しました。
これはレノファ山口の「県民応援デー」の企画で,本校ATチーム(支援技術チーム)の教職員と学生が,株式会社ニシエフ(山口県下関市),株式会社ユニコーン(広島県広島市),山口県観光スポーツ文化部スポーツ推進課(山口県山口市)と共に行ったものです。
15時から18時45分(キックオフ開始15分前)までの間,ほぼ人手が途切れることなく,子供を中心に兄弟姉妹や親子で40組を超える方々がeボッチャを体験したり,実演を見たりしました。来場者に,より多くの人がボッチャに参加できるように電動化した勾配具(ランプ)やその操作をする多様な入力装置およびFRP製ランプの展示とそれを体験する機会を提供できました。
体験会参加後のアンケートでは,「eボッチャに関心を持った」,「息子が障がい者なので興味が沸いた!」,「楽しかった,良い経験ができた」といった感想が寄せられました。
今回のイベントを通じて,年齢・性別・障がいなどの垣根を越えて皆がごちゃまぜで楽しめる競技であるeボッチャの魅力を多くの方々へ伝え,誰も置き去りにしない共生社会の重要性に気づくきっかけを提供する意義深い出展となりました。また,今の試作機の課題や今後のその改良の方向性を参加者から私たちへ気づかせていただく良い機会にもなりました。
ATチームは、eスポーツ分野でも次の連携事案や社会課題を引き出す取り組みを続けていきます。
ご協力,ご参加くださった皆様に感謝申し上げます。