10月22日(日)に下松タウンセンターで4年ぶりに「周南ゆめ物語~かがくスクウェア~」が開催されました。
かがくスクウェアは、地域にかかわりのある企業や学校などが子どもたちに科学に興味をもってもらうための工作や実験など様々な体験イベントをショッピングモールで行う催しです。
約4000人の来場者があり、徳山高専が出展した4つのブースも、買い物の途中に立ち寄ってくれたたくさんの子どもたちとそのご家族でにぎわいました。参加してくれた子どもたちが科学や技術に関心をもつ機会となったことを願っています。
機械電気工学科「3Dプリンタでネームプレートを作ろう!」
![]() | ![]() |
パソコンを使って自分でデザインしたネームプレートを、3Dプリンターで出力して、その場でプレゼントしました。順番待ちの列が途切れることがなく、予定していた最大人数の約100人のお子さんに参加して頂きました。
情報電子工学科「シャカシャカ発電でLEDを光らせよう」
![]() | ![]() |
用意した100個の工作キットも、15時前にはすべて無くなってしまうほど、こちらのブースも大盛況でした。
カメラのフィルムケース大の筒に(蓋をとった)スピーカーをリード線でつないだLEDをさし、中にビーズ玉をいれて振ると電池要らずでLEDが光ります。フィルムケースには、本校の技術職員がデザインした徳山の街並みの風景のシールを貼っています。
土木建築工学科「ダ・ヴィンチが考えた木造アーチ橋に挑戦!」「実験してみよう!地震に強い建物とは?」
![]() | ![]() |
「ダ・ヴィンチが考えた木造アーチ橋に挑戦!」のブースでは、釘や接着剤を一切使わない"組み木"でアーチ橋を作ることをテーマとし、まずはテーブルサイズの模型を作った後に、実際に人が乗れるサイズの模型を来場者と一緒に作り、その強さや技術を体験してもらいました。テーブルサイズの模型は子どもたちにプレゼントされました。
「実験してみよう!地震に強い建物とは?」のブースでは、地震で建物が破壊するメカニズムと耐震補強技術について、紙模型と手回し式振動台を使った実験によって確かめました。紙模型の製作キットは子どもたちにプレゼントされました。
どちらのブースも小学生~高校生から大人まで、老若男女を問わず大盛況であり、300人を超えるブース来場者に土木建築技術の面白さや魅力を体験して頂きました。
令和5年11月20日