11月27日(日)にアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2022全国大会が国技館で開催され、徳山高専から「双宿双飛」が出場しました。今大会は自作した紙飛行機をロボットで飛ばして5か所の円形スポット、2か所の縦長滑走路、2種類の筒型ベースの中にランディングさせ得点を競う対戦型競技でした。
1回戦は大分高専と対決し、どちらもVゴール(すべてのスポット、滑走路、ベースに同一チームの紙飛行機が1機以上ある状態を確認できた時点でⅤゴ-ル達成となり、そのチームの勝利が決定する。)を狙う対決となり互いに点数を取り合いましたが、一歩及ばず惜しくも初戦敗退となってしまいました。
しかし、その後、ワイルドカード(敗者復活)に選ばれ、今大会最多得点を誇る和歌山高専と準々決勝で対決しました。結果的には勝てなかったものの、「大量得点」VS「Vゴール」という白熱した試合を展開し、見る人の心に残る一戦を繰り広げることが出来ました。
優勝には手が届きませんでしたが、空気の力で吸い上げた紙飛行機を次々発射する機構と、まるで人が投げたかのように優雅に紙飛行機が舞う様子が今年のテーマ「ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~」を具現化したロボットであると評価され、最も名誉ある賞「ロボコン大賞」を受賞しました。
徳山高専のロボコン大賞受賞は1999年の「FlyDoポテットS」以来23年ぶり2度目の受賞となります。
今回の受賞は、ロボット製作に関わっていただいたすべての方々、応援団・OBの皆様、そして学校の先生方など多くの方々のご協力とお力添えのおかげだと思います。応援とご協力本当にありがとうございました。またこれからも人を感動させるロボットを製作できるよう精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
大会の模様は以下から、ぜひご覧ください。
【全国大会放送予定】
12月24日(土)15:05~15:59 NHK総合テレビで放送予定
【アーカイブ視聴】