12月10日、11日に大牟田市で開催された第19回全国高等専門学校デザインコンペティション「デザコン2022 in 有明」の構造デザイン部門において、土木建築工学科4年 元永真菜さん、3年 中谷怜奈さん、神田菜々美さん、2年 廣中隼輝さん、有馬佑月希さん、1年 下園紗羽さんの作品「一繋(いっけい)」が35高専54作品の中で、優秀賞(日本建設業連合会会長賞、総合3位)を受賞しました。
今回の競技は、予め2つに分割されたスパン800mmの橋梁模型をケント紙と木工用ボンドのみで製作し、それを会場にてスパン中央で繋ぎ合わせ、1つの橋として最大50kgの静的荷重に耐えるという難しい課題でした。「一繋」は、ブーメランのような2つの部材を組み合わせたラーメン構造ですが、部材に生じる圧縮力を利用したシンプルな突き合わせ継手や構造全体の変形を紙の引張強度で制御する技術が採用されており、わずか110gで50kgの荷重に耐え切りました。
2023年の舞鶴大会に向けて、さらに「おもしろい」作品を追求すべく、徳山高専デザコンチームは今後も楽しみながら活動を続けていきます。
令和5年1月5日