11月11日(土)~12日(日)に舞鶴市総合文化会館で開催された「デザコン2023 in 舞鶴」の構造デザイン部門において、土木建築工学科の学生チームの作品「翼楝(よくれん)」が33高専53作品の中で、優秀賞を受賞しました。
今回の競技は、2~4つに分割されたスパン900mmの橋梁模型をケント紙と木工用ボンドのみで製作し、それをステージ上で90秒以内に一つの橋に組み立て、40kgの静的荷重を載荷した状態で衝撃荷重に耐えるという過去最大級に難しい課題でした。「翼楝」は、シンプルなトラス構造ながらスライド式の継手を主構やケーブルに採用して迅速な組み立てと高い強度を両立し、わずか289gで衝撃試験まで耐え切りました。
もう1つの作品「繋弓(けいきゅう)」は、翼楝よりも高得点だったものの、衝撃試験で落橋してしまいましたが、会場から大拍手を浴びる素晴らしい作品でした。2024年の阿南大会に向けて、さらに「おもしろい」作品を追求すべく、徳山高専デザコンチームは今後も賑やかに活動を続けていきます。
「翼楝」チーム
環境建設工学専攻2年 淺田穂乃果さん、土木建築工学科5年 石井来実さん、4年 新田結さん、福島鈴葉さん、2年下園紗羽さん、1年 今田和基さん
「繋弓」チーム
環境建設工学専攻1年 窪田結さん、土木建築工学科 4年中谷怜奈さん、3年 廣中隼輝さん、2年 福谷遥さん、1年 有馬虎珀さん、藤井敦大さん
令和5年11月24日